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引退のお知らせ

  • 執筆者の写真: 広大 須賀
    広大 須賀
  • 7月29日
  • 読了時間: 3分

いつもお世話になっております。

この度5年ほど活動してきた作家業を引退することにいたしました。

理由につきまして、


①SNS、リアル等の誹謗中傷により、精神的に負荷がかかり作家活動を続けていくことが困難になったため。

応援してくださる方々もいらっしゃる一方で作品の方向性などについて非難されることも多々あり気持ちの良いものではありませんでした。初めのうちは我慢しておりましたがいつしか作品制作や投稿そのものが他者の目を意識するようなものになってしまいとても充実した仕事を続けることができなくなってしまいました。


②作品の方向性についての疑念

支援していただいたギャラリー等とともに作品の方向性を決めておりましたが、こちらについても自分の作りたいものかどうかがだんだんとわからなくなってしまい、いつしか負担に感じるようになってしまい、心から作品制作を楽しむことができなくなってしまいました。前述した通り他者の意見によって束縛されているように感じ自由に発想し作り出すことが難しくなってしまいました。


③資金難の問題

作品製作にあたり鋳造の外注作業含む製作費用に多額の資金が必要となっており、資金難に悩まされ続けておりました。鋳造のような製作が一般的なアート作品に比べて自己資金がないと厳しい領域であることは間違いありません。所属していたギャラリーからの支援でも厳しい側面があったため製作続行は困難と判断いたしました。


④対人トラブルについて

一時期の精神状態悪化などの原因に伴い、所属していたLighthouse Kanataや恩師である畠山耕治氏など数々の方とトラブルを抱えるようになってしまい非常に息苦しい環境になってしまいました。私個人としては自由に作品が作れればそれで良かったのですが、制作すればするほど対立や意見の相違などで居心地の悪いものになり、最終的には立場的にも制作を続行することが困難になってしまいました。

こちらにつきましては先日Lighthouse Kanataとの契約解消を行い、今後各方面に向けても和解や謝罪をしていきたいと思います。


以上により、本日をもちまして作家業を引退する運びになりました。

私の今後のとしましては、8月より再び会社員に復帰し生活を営んでいこうと考えております。今後作家復帰して作品を制作する可能性としては現状はあまり考えておりませんが、資金面等や環境面でなにがしか解決策等でない限りは可能性はないかなと思います。

短い期間ではありましたが初めは小さい小物を作るしかできなかったところから、世界的なアートフェアに参加させていただいたり活躍の機会をいただくまでになったことについては関係各所に非常に感謝しております。結果的には期待を裏切る形になってしまったことについては残念に思いますが、今まで培ってきた経験や知見について今後は別の領域などで何かの形で活かせればと思います。

いままで応援くださった皆様もありがとうございました。

関係各所や関わっていただいた作家の皆様の今後のご発展やご多幸をお祈りいたします。


須賀広大











 
 

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